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南海の航行の自由に影響しない 中国の黄岩島に対する主権行使
2012/04/25
 

 劉為民外交部報道官は24日、中国は長年、黄岩島に対する領土主権を行使し、守っているが、南海の航行の自由に影響を与えたことはなく、また影響を与えることは不可能であると述べた。

 フィリピンのデル・ロサリオ外相が中国は南海問題でルール制定者になろうと考えており、黄岩島の紛争が示しているように、南海の航行の自由とスムーズな貿易を希望する関係国は大きな脅威に直面していると述べたことについて中国のコメントを求められ答えたもの。

 劉報道官は次のように述べた。南海の航行の自由についていかなる問題もない。中国は長年、黄岩島に対する領土主権を行使し、守っており、南海の航行の自由に影響を与えておらず、また影響を与えることは不可能だ。

 「逆に、フィリピンは軍艦艇を黄岩島に出動させ、中国漁船に乗り込んで検査を強行し、緊張情勢を引き起こしており、この海域の安全に対する重大な懸念を引き起こさざるを得ない」、劉報道官はこう述べた。

 報道によると、フィリピン側は現在、ほぼすべての南海に対して主権を主張する中国のやり方が憂慮されると強調している。

 劉報道官は次のように述べた。黄岩島は中国固有の領土である。フィリピンの黄岩島に対する根拠のない領土要求が黄岩島の情勢に複雑な状況を招いている根本的原因である。黄岩島の領土主権問題を南海全体に拡大することには理がなく、無益である。

 「黄岩島に対する中国の主権には十分な歴史的、法理的根拠があり、国際法に完全に合致している。フィリピンの領土範囲確定に関する国際条約によれば、黄岩島は完全にフィリピンの領土の外にある」、劉報道官はこう述べ、さらに「フィリピン側も黄岩島は領土主権の範囲内にないと明確に表明したことがある」と指摘した。

 劉報道官は次のように述べた。現在、フィリピンは「国連海洋法条約」を一面的に曲解し、いわゆる「200カイリ排他的経済水域(EEZ)」の主張で中国の領土主権の主張を損なっており、それ自体が国際法に反している。国際ルールは各国が共に定めたもので、国の大小を問わず順守すべきで、中国は「公正は人心にある」と信じている。

 フィリピン外務省報道官が同国と米国の外相・防衛相による「2+2」会談の際に米国に黄岩島問題の状況を正式に伝えるとしていることについて、劉報道官は、各国は通常、多国間の主権紛争に対し、いかなる立場もとらないと述べた。

 「中国は各国がこの問題でいかなる立場もとっていないことに留意している」と劉報道官は述べた。

(北京4月24日発新華社)