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中日合作の昆劇「牡丹亭」、蘇州で舞台稽古
2008/01/22

 

 江蘇省蘇州昆劇院、松竹映画、北京夢花庭園公司の合作による昆劇「牡丹亭」はいま、稽古の真っ最中だ。今年3月と5月、それぞれ日本の京都と中国の北京で公演される。

 蘇州昆劇院の呂祖海副院長は、舞台稽古中の中日版「牡丹亭」には、▽板東玉三郎氏の提唱で、昆劇の最も伝統的な演劇様式である清朝乾隆年間の宮廷祝典公演の様式(堆花)を復活させた、▽両国の芸術家が一つの演目を共同で公演し、一つの役を競演して、中日演劇交流における新しい公演形態を切り開いた、▽昆曲男旦(女形)の伝統的形式を復活させた―などいくつかの特色があると説明した。

 制作者の初歩的計画では、中日版昆劇「牡丹亭」は今年3月京都の南座大劇場で20日間興行し、その後、5月に北京で公演される。

 両国の芸術家による昆劇の共演は初めて。「牡丹亭」は昆曲の古典演目の一つで、昆曲芸術の伝承者、張継青先生による昆劇「牡丹亭」と青春版昆劇「牡丹亭」が現在ひろく認められた、比較的成功している昆劇の作品。

 1980年代、日本で張継青版「牡丹亭」を見た歌舞伎俳優の坂東玉三郎は、昆曲芸術にすっかり魅せられた。そして2007年7月、わざわざ蘇州まで昆曲を聴きに行き、昆曲関係者と接触した後、「牡丹亭」を共同制作したいと考えるようになった。双方の前向きの努力の下、中日版昆劇「牡丹亭」の積極的な準備が始まった。

 中日版「牡丹亭」のキャストはかなり強力で、杜麗娘と柳夢梅の二つの役だけで6人が演じ、うち旦角(女役)は玉三郎、劉錚、董飛が担当し、生角(男役)は汪世瑜、王振義、兪玖林がそれぞれ演じる。

 杜麗娘に扮する玉三郎は劇中ただ一人の日本側出演者。今年59歳で、現代の歌舞伎3大御所の一人である玉三郎は4幕のうちの「驚夢」と「離魂」の二幕に登場する。

 舞台稽古で先生を務めている張継青さんは、練習はかなり順調に進んでおり、特に玉三郎さんの熟練度は私の予想を大きく超えるものだと話している。「半年で、このようなレベルに達するのは容易なことではない」、「彼の扮する杜麗娘は内外の観客の目を見晴らせるものと信じる」、元女優の張さんはこう続けた。

 今回の中日版「牡丹亭」のもう一つの見どころは、昆曲の男旦芸術の形式を復活させたこと。1949年以前、中国の昆曲は男が女役をする男旦の形式がずっととられていた。しかしその後、人々の考えが変わるなかで、男旦の役は昆曲から次第に姿を消した。歌舞伎で女形をしてきた坂東玉三郎が今回、杜麗娘を演じるのは、昆曲の男旦役を復活させる試みにほかならない。

 昆劇「牡丹亭」の共同制作は、2008年中日文化交流の重要なイベントの一つ。

 (北京08年1月14日発新華社)

 

 



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