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シルクロード再開へ 中国とインド
2006/07/06

 

    中国とインドは6日、中国チベット自治区のシガツェ地区ツォモ県(原語=亜東県)とインドのシッキムの間にあるナトゥラ峠を再開する。この国境貿易ルートが再開されるのは40数年ぶり。

 再開は中国と南アジアを結ぶ貿易ルートを構築、現代版「シルクロード」を切り開くことに役立つとみられている。

 中国、インド両国政府職員は6月18日、チベット自治区の区都ラサで会談議事録に署名した。この議事録に基づき、両国は6日、チベットの仁青崗国境貿易市場とインドのツアングー国境貿易市場を開放する。

 仁青崗国境貿易市場はナトゥラ峠の東北約16キロの地点にあり、開放されるのは6月1日から9月30日までの期間で、月曜から木曜の午前10時から午後6時までの時間。

 ナトゥラ峠はチベットのシガツェ地区ツォモ県とインドのシッキムを結ぶ国境地帯にあり、標高は4545メートル。ラサから460キロ、インドのカルカッタから約550キロ離れている。旧シルクロード南ルートの主要な交易路で、中国とインドを結ぶ主要な陸路交易路でもある。

 20世紀初頭、ナトゥラ峠経由の中国とインドの年間貿易額は最高で1億元を上回り、当時の2国間国境貿易総額の80%以上を占めた。しかし、1962年に国境紛争が発生すると、両国は国境貿易市場の税関などを相次いで撤去、ナトゥラ峠に軍隊を進駐、交易路を鉄条網で隔離した。

 ナトゥラ峠の再開は、中国とインド、さらには南アジアに連絡する陸路交易路を構築、中国とインドの国境貿易を拡大、両国民に利益をもたらすことに重要な役割を果たすものと期待されている。

 中国外務省のウェブサイトによると、現在中国はインド3位の貿易相手で、インドは中国11位の貿易相手。中国商務省によると、中国とインドの昨年の貿易額は187億ドルで、今年は200億ドルを突破するとみられている。

  (ナトゥラ06年07月05日発新華社)

 



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