| 胡錦涛主席、ブッシュ大統領と会談 |
|
|
| 2006/07/17 |
|
8カ国グループ(G8)と発展途上国の指導者の対話会合に出席する胡錦涛国家主席は16日午後、ロシアのサンクトペテルブルクで米国のブッシュ大統領と会談した。双方は中米関係と共に関心を寄せる重要な国際および地域問題について意見を交換した。 胡主席は次のように表明した。近年、中米関係は着実に発展しており、双方は21世紀の建設的協力関係の全面的推進に関する重要な共通認識を徐々に実行に移している。中国は米国と共に努力し、戦略的見地と長期的角度から中米関係を考え、処理し、両国の利益の一致点を拡大し、経済・貿易、エネルギー、防衛、テロ対策、大量破壊兵器拡散防止など各分野の協力を強化し、同時に互いの関心事を尊重、配慮し、両国関係における敏感な問題を適切に処理し、中米関係を引き続き前進させることを願っている。 ブッシュ大統領は「胡主席の今年4月の訪米は大成功で、重要な成果を収めた。米国は中国との関係を重視しており、両国の協力を強化し、両国関係を積極的に発展させることを願っている」と述べた。 両国間の経済・貿易協力について胡主席は「双方は平等互恵、共同発展の原則に従い、経済・貿易協力に存在する問題を適切に処理すべきだ。中国は今後も措置をとって米国からの輸入を拡大し、知的財産権の保護を強化し、人民元為替制度改革を積極的かつ適切に推進する。米国が中国側の経済・貿易に対する関心事の解決を大いに重視し、ハイテク製品の対中輸出規制を緩和し、中国企業の対米貿易・投資に公平な環境を与えるよう希望する」と強調した。 ブッシュ大統領は「中国の経済成長は米国製品の輸出市場拡大に役立っており、米中経済・貿易関係は互恵・ウィンウィン(共に勝者となる)のものである。米国は市場参入と知的財産権保護に対する中国の明確な態度を重視しており、米中経済・貿易市場の拡大を願っている」と述べた。 胡主席は、われわれは米国が一つの中国の政策を堅持し、「台湾独立」を招く可能性のあるいかなる一方的行動にも反対していることを称賛すると強調し、米国が「台湾独立」の分裂活動により一層明確に反対し、これを阻止するよう希望した。 ブッシュ大統領は一つの中国の政策を堅持し、「台湾独立」を招く可能性のあるいかなる一方的行動にも反対する立場を改めて表明した。 両国指導者はイランの核問題について話し合った。胡主席は「中国は核兵器の拡散に反対しており、イランの核問題を外交と交渉によって適切に解決することを主張している。当面の急務は交渉を早期に再開することだ。中国は今後も平和的解決のために建設的役割を果たしていく」と表明した。 ブッシュ大統領は、米国は外交手段でイランの核問題を平和的に解決することに賛成し、イランが6カ国の包括案に早期にこたえるよう促すと述べた。 朝鮮半島の核問題について、胡主席は「問題解決の根本的活路は6カ国協議の早期再開にある。中国は今後も朝鮮半島の平和と安定を守り、6カ国協議のプロセスを引き続き推進し、対話、交渉など平和的手段で半島非核化の目標を実現するため努力する」と強調した。ブッシュ大統領は、米国は朝鮮半島の核問題の平和的解決を希望しており、チャンスをとらえ、6カ国協議を早期に再開すべきだと表明した。 中東情勢について、胡主席は次のように強調した。われわれは現在の中東情勢の緊張・混乱に強い関心をもっている。関係各国が自制し、情勢を悪化させる行動をとらず、国際社会の調停努力に協力し、中東和平の「ロードマップ」を早期に再スタートさせ、国連の関係決議と「領土・平和交換」の原則を踏まえ、政治交渉によって最終的解決をはかるよう呼びかける。 ブッシュ大統領は、各国が中東情勢の一層の悪化を憂慮しており、国際社会は情勢のコントロールが失われるのを防ぐため努力しなければならないと述べた。 会談後、両指導者は記者団に談話を発表した。胡主席はその中で次のように指摘した。いま私はブッシュ大統領と友好的かつ率直な会談を行った。われわれは中米関係の現状を高く評価した。複雑かつさまざまに変化する国際情勢の下、中米が重要な国際、地域問題で協議と協調を強めることは、両国の利益に合致し、世界の平和・安定にとって極めて重要である。双方は確実な措置をとって、引き続き中米の建設的協力関係を発展させなければならない。 会談には唐家璇国務委員が同席した。 (サンクトペテルブルク7月16日発新華社)
|