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胡錦涛主席、途上国グループ会合に出席
2006/07/18

 

    中国の胡錦涛国家主席は16日、ロシアのサンクトペテルブルクで8カ国グループ(G8)と発展途上国との指導者対話会合に出席するブラジルのルラ大統領、メキシコのフォックス大統領、南アフリカのムベキ大統領、コンゴ共和国のサスヌゲソ大統領、インドのシン首相の途上5カ国指導者とグループ会合を開いた。会合で各国指導者は途上国の協力強化、共同発展の促進などについて意見を交換した。

 グループ会合は現地時間午後6時50分からサンクトペテルブルクのホテルで始まった。

 胡主席は会合で重要演説を行い、次のように述べた。

▽現在、経済のグローバル化が深まり、科学技術が日進月歩で、各国に得がたいチャンスがもたらされている。同時に南北の格差が引き続き拡大し、世界経済の発展不均衡状態がひどくなり、各国、特に途上国に厳しい挑戦(試練)がもたらされている。

▽こうしたチャンスと挑戦が並存する状況にあって、われわれは現在に立脚し、将来に目を向け、戦略的見地から途上国の協力を考え、強化しなければならない。このため次のように提案する。1、約束を果たし、国際開発協力を促進する。国際社会、特に先進国はより積極的かつ有効な措置をとり、資金援助、債務減免、市場参入などの面の約束を果たさなければならない。必要な改革を通じ、国際経済の体制とルールをより公平で合理的なものにし、広範な途上国の発展により多くの余地とチャンスをもたらす。2、協力を強化し、ドーハ・ラウンド(多角的貿易交渉)の成功を目指す。関係各国が政治的意思を示し、より大きな柔軟性を示し、ドーハ・ラウンドが早期に成功を収めるようはかる。3、開拓・革新を進め、南南協力を深める。団結・協力を強化し、多国主義と国際関係の民主化を共に促進する。互恵・ウィンウィン(共に勝者となる)を堅持し、経済・貿易の協力分野を開拓し、協力方法の多様化をはかり、優位性による相互補完と共同発展を実現する。互いに尊重し、参考にし、開放・包容の精神を提唱し、世界の多様性と発展方式の多様化を守り、小異を捨てて大同につき、長所をとり、足りない点を補い、人類文明の進歩を促進しなければならない。

▽(アフリカ開発問題について)国際社会はアフリカの安定と発展により一層関心を払わなければならない。われわれは途上国のためにアフリカ諸国の「アフリカ開発のための新パートナー計画」実施を支援し、ミレニアム発展目標の達成に努力すべきであり、それは可能だ。今年11月、中国アフリカ協力フォーラム・サミット兼第3回閣僚級会議が北京で開かれる。中国はアフリカ諸国と共に努力し、団結と実務の会議にすることを願っている。平和が永続し、共に繁栄する調和のとれた世界を築くために努力することは、世界各国人民の共通の幸せに合致するものである。この崇高な目標を実現するため、みなさんと努力を続けることを願っている。

 ルラ・ブラジル、フォックス・メキシコ、ムベキ南ア、サスヌゲソ・コンゴ共和国の各大統領とシン・インド首相も会合でそれぞれ演説した。会合では世界のエネルギー安全保障、伝染病予防、教育、アフリカ開発など今回のG8と途上国の指導者対話会合の議題について意見が出され、南南協力と南北協力の強化を通じて、これらの問題の適切な解決を図ることが表明された。またドーハ・ラウンドを推進する問題について話し合われ、交渉の中で開発を際立たせ、途上国の関心事を重視し、均衡のとれた世界経済の発展を確実に推進することのできる包括的成果を目指すため努力しなければならないと強調された。

 胡主席は現地時間16日午後零時30分、特別機でサンクトペテルブルクに到着した。17日開かれるG8と途上国の指導者対話会合に出席する。胡主席は空港でロシアのジェニソフ第1外務次官、サンクトペテルブルクのタラソフ副市長の歓迎を受けた。

 空港では劉古昌ロシア駐在大使らが空港で出迎えた。

 唐家璇国務委員ら随員も同機で到着した。

 (サンクトペテルブルク06年07月16日発新華社)

 



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