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中国共産党第17回全国代表大会開幕
2007/10/16
 団結・奮闘によって偉業を築き、過去から未来に引き継いで新しい1ページを記す。世界が注目する中国共産党第17回全国代表大会が15日午前、人民大会堂で開幕した。胡錦涛氏が第16期中央委員会を代表して「中国の特色ある社会主義の偉大な旗印を高く掲げ、小康社会全面建設の新たな勝利のために奮闘しよう」と題する報告を行った。胡氏は、今大会のテーマは、中国の特色ある社会主義の偉大な旗印を高く掲げ、鄧小平理論と「三つの代表」(先進的生産力発展の要請、先進的文化の前進方向、最も広範な人民の根本的利益を代表すること)の重要思想を導きに、科学的発展観を徹底させ、実行に移し、引き続き思想を解放し、改革・開放を堅持し、科学的発展を促進し、社会の調和をはかり、小康社会(わりあいゆとりのある社会)全面建設の新たな勝利をかちとるため奮闘することであると指摘した。  壮大な人民大会堂大ホールは、盛大さと熱気に包まれていた。演壇の上方に「中国共産党第17回全国代表大会」の看板が吊るされ、中央にカマとハンマーからなる党章が掲げられ、両側に10本の鮮やかな赤旗が並んでいた。2階と3階のギャラリーには「中国の特色ある社会主義の偉大な旗印を高く掲げ、鄧小平理論と『三つの代表』の重要思想を導きに、科学的発展観を徹底させ、実行に移し、小康社会全面建設の新たな勝利をかちとるため奮闘しよう」、「偉大な、光栄ある、正しい中国共産党万歳」と書いた横断幕が掲げられていた。  ひな壇の前列には胡錦涛、江沢民、呉邦国、温家宝、賈慶林、曽慶紅、呉官正、李長春、羅幹、王楽泉、王兆国、回良玉、劉淇、劉雲山、呉儀、張立昌、張徳江、周永康、兪正声、賀国強、郭伯雄、曹剛川、曽培炎、王剛、李鵬、万里、朱鎔基、李瑞環、宋平、劉華清、尉健行、李嵐清、徐才厚、何勇、王忠禹の各大会議長団常務委員会メンバーが着席した。  大会は呉邦国氏が主宰した。午前9時、会議の冒頭に、勇壮な調べの流れるなか、全員が起立して、「中華人民共和国国歌」を高らかに歌った。続いて全員が毛沢東、周恩来、劉少奇、朱徳、鄧小平、陳雲ら古い世代のプロレタリア革命家と革命に殉じた烈士に黙祷をささげた。  呉邦国氏は、第17回党大会代表2213人、特別招請代表57人、合計2270人のうち、本日は2237人が出席していると発表した。また大会に列席している党外の友人と関係方面の責任者に歓迎の意を表した。  胡錦涛氏が第16期中央委員会を代表して行った報告は、次の17の部分に分かれている。一、過去5年間の活動。二、改革・開放の偉大な歴史プロセス。三、科学的発展観を徹底させ、実行に移す。四、小康社会全面建設の奮闘目標実現の新たな要求。五、国民経済の良好で急速な発展をはかる。六、社会主義の民主政治を揺るぎなく発展させる。七、社会主義文化の大発展大繁栄を促進する。八、民生改善を重点にした社会整備を加速する。九、国防・軍隊近代化の新局面を開く。十、「1国2制度」の実践と祖国平和統一の大業を進める。十一、平和的発展の道を変わらず歩む。十二、改革・革新の精神で党建設の新たな偉大な工事を全面的に進める。  胡錦涛氏は報告で、次のように指摘した。中国の特色ある社会主義の偉大な旗印は現代中国の発展・進歩のための旗印であり、全党・全国の各民族人民が団結して奮闘するにあたっての旗印である。思想の解放は中国の特色ある社会主義を発展させるための一大宝刀であり、改革・開放は中国の特色ある社会主義を発展させる強大な原動力であり、科学的発展と社会の調和は中国の特色ある社会主義を発展させることの基本的要求である。小康社会の全面的建設は党と国家の2020年までの奮闘目標であり、全国の各民族人民の根本的利益である。  胡氏は、全党は確固たる姿勢で、中国の特色ある社会主義の偉大な旗印を高く掲げ、人民を引っ張って歴史の新たな起点から出発し、重要な戦略的チャンスの時期を逃さず、これを生かし、真実を求め実務に励み、鋭意進取を求め、引き続き小康社会を全面的に建設し、社会主義近代化を加速し、時代が与えた崇高な使命を達成しなければならないと強調した。  胡錦涛氏は報告の中で、第16回大会以降の中国の諸事業の成果を振り返り次のように述べた。経済力は大幅に高まり、改革・開放で大きな前進が得られ、人民の生活は著しく改善され、民主・法制整備で新たな進歩が得られ、文化建設の新局面が開かれ、社会整備が全面的に展開され、国防・軍隊整備で歴史的成果が得られ、香港・マカオ工作と台湾工作は一層強化され、全方位の外交で大きな進展がみられ、党建設の新たな偉大な工事は着実に進んだ。  胡氏は改革・開放の偉大な歴史プロセスを総括した後、次のように指摘した。改革・開放は現代中国の運命を決する、カギとなる選択であり、中国の特色ある社会主義を発展させ、中華民族の偉大な復興を実現するのに必ず通らなければならない道である。社会主義だけが中国を救うことができ、改革・開放だけが中国を発展させ、社会主義を発展させ、マルクス主義を発展させることができる。改革・開放以来われわれが成果と進歩を収めた根本的原因は、一言でいえば、中国の特色ある社会主義の道を切り開き、中国の特色ある社会主義の理論体系を作り上げたことにほかならない。中国の特色ある社会主義の偉大な旗印を高く掲げるときに最も根本的なのはこの道とこの理論体系を堅持することである。現代中国で、中国の特色ある社会主義の道を堅持することは、真に社会主義を堅持することである。中国の特色ある社会主義理論体系を堅持することは、真にマルクス主義を堅持することである。  科学的発展観を徹底させ、実行に移すことに触れた際、胡錦涛氏は次のように強調した。科学的発展観で第一義的なのは発展で、核心は人間主義(人を以て本と為す)で、基本的要求は全面性、つり合い、持続可能性で、根本的方法は統一的に計画し全般的に配慮することである。科学的発展観を徹底させ、実行に移すために、われわれはつねに「一つの中心、二つの基本点」(訳注)の基本路線を堅持し社会主義の調和社会を積極的に築き、改革・開放を引き続き深め、党建設を確実に強化、改善することを求められている。  胡錦涛氏は報告で、小康社会全面建設の奮闘目標を実現するうえでの新たな要求を次のように示した。発展のつり合いをよくとり、経済の良好で速い発展を実現するよう努力する。社会主義的民主を拡大し、人民の権利・利益と社会の公平・正義を一層よく保障する。文化の整備に力を入れ、全民族の文明化度を大きく高める。社会事業の発展を速め、人民の生活を全面的に改善する。エコ文明を建設し、エネルギー・資源節約・生態環境保護型の産業構造、成長方式、消費モデルを基本的に作り上げる。  国民経済の良好で速い発展をはかることについて、胡氏は今後の経済発展目標を実現するには、経済発展方式の転換を加速し、社会主義市場経済体制を整備する面で大きな進展を収めることがポイントになると指摘、次の点を求めた。自主革新能力を高め、革新型国家を建設する。経済発展方式の転換を加速し、産業構造の最適化・高度化を推進する。都市・農村の発展を統一的に考え、社会主義の新農村建設を進める。エネルギー資源の節約と生態環境の保護を強化し、持続可能な発展の能力を増強する。地域間のつり合いのとれた発展を推進し、国土開発構造を最適化する。基本経済制度をより完全にし、近代的市場システムを整える。財政・租税、金融などの体制改革を深化させ、マクロコントロール・システムを整備する。対外開放の広がりと深まりを求め、開放型経済のレベルアップをはかる。  胡氏は報告で、社会主義の民主政治を揺るぎなく発展させると強調し、次のように述べた。政治体制改革はわが国の全面的改革の重要な一部分として、経済・社会の発展に合わせてたえず深めなければならない。人民民主主義を拡大し、人民が主人公になるのを保証する。末端の民主主義を発展させ、人民により多くのより確実な民主的権利を保障する。法によって国を治める基本方略を全面的に実行し、社会主義法治国家の建設を加速する。愛国統一戦線を大きくし、結集できるすべての勢力を結集する。行政管理体制改革を速め、サービス型の政府をつくる。けん制と監視の仕組みを整えて、人民から与えられた権限がつねに人民の利益をはかるために使われるようにする。  胡氏はまた、次のように指摘した。社会主義の文化を大いに発展、繁栄させ、社会主義文化建設の新たな高まりを起こす。社会主義の中心的価値体系をつくり、社会主義イデオロギーの吸引力と求心力を強める。調和した文化を築き、文化的気風を育てる。中華の文化を発揚し、中華民族が共有する精神的古里を建設する。文化の刷新を進め、文化の活力を強め、人民に文化の成果を共有させる。  胡氏はさらに、次のように強調した。社会の整備は人民の幸福・平安と深い関係があり、すべての人民が学習、労働、医療、養老、住居を保障されるよう努力し、調和社会の建設を推進する必要がある。経済の発展を踏まえて、社会の整備を一層重視し、民生を重点的に保障、改善し、社会の公平・正義を促して、調和社会の建設を推進しなければならない。教育を優先的に発展させ、人力資源強国を建設すべきである。就業を拡大する発展戦略を実施し、起業によって就業を促進すべきだ。所得分配制度の改革を深め、都市・農村住民の所得を増やすべきだ。都市・農村住民をカバーする社会保障システムづくりを速め、人民の基本的生活を保障すべきだ。基本的医療保健制度をつくり、国民の健康水準を高めるべきだ。社会の管理をより完全にし、社会の安定・団結を守るべきだ。  国防・軍隊近代化の新局面を切り開くことについて、胡氏は次のように指摘した。国の安全保障と発展戦略全体の見地に立って、経済と国防を統一的に考え、小康社会全面建設のプロセスで富国と強軍の統一を実現しなければならない。党と人民から与えられた新世紀の新段階における軍隊の歴史的使命を全面的に果たして、新しい時期の軍事戦略方針を貫き、中国の特色ある軍事変革を加速し、軍隊の革命化、近代化、正規化を全面的に強化、調整しなければならない。そしてさまざまの脅威に対処し、多様な軍事任務を達成する軍隊の能力を高め、国家主権、安全、領土保全を断固守り、世界の平和維持に寄与しなければならない。  胡氏は次のように強調した。香港、マカオの祖国復帰以来、「1国2制度」の実践は日増しに豊富になっている。われわれは「1国2制度」、「港人治港」(香港住民による香港管理)、「澳人治澳」(マカオ住民によるマカオ管理)、高度の自治の方針を揺るぎなく貫いていく。「1国2制度」に従って祖国の平和統一を実現することは、中華民族の根本的利益にかなう。一つの中国の原則を基礎に、話し合いによって両岸(大陸と台湾)の敵対状態を正式に終わらせ、和平の合意に達し、両岸関係の平和的発展の枠組みを築き、両岸関係の平和的発展の新たな局面を切り開くよう厳粛に呼びかける。われわれは最大の誠意、最大の努力によって両岸の平和統一のために努力したいと考えているが、何人がいかなる名目、方法で、台湾を祖国から切り離すことも許さない。  胡氏は次のように指摘した。われわれは、各国人民が手を携え努力して、平和が持続し、共に繁栄する調和社会の建設を進めるよう主張している。中国は終始変わらず平和的発展の道を歩み、終始変わらず互恵・ウィンウィンの開放戦略をとっていく。平和共存5原則を踏まえて、すべての国と友好協力を発展させ、引き続き各国人民とともに、人類のすばらしい理想実現のためにたゆまず努力する。  胡氏は次のように強調した。改革・革新の精神で党建設の新たな偉大な工事を全面的に推進し、党をつねに中国の特色ある社会主義事業の堅固な指導的中核にする必要がある。中国の特色ある社会主義理論体系を掘り下げて学習、実行し、マルクス主義の中国化の最新成果で全党を武装すべきである。引き続き党の執政能力整備を強化し、資質の高い指導部づくりを重点的に進めるべきだ。党内民主主義を積極的に推進し、党の団結・統一を重点的に強めるべきだ。幹部人事制度の改革をたえず深め、資質の高い幹部陣と人材陣を重点的に育成すべきである。先進性教育活動の成果を全面的に定着、発展させ、末端の党建設を重点的に強化すべきだ。党の作風を確実に改善し、腐敗防止・清廉提唱を着実に強化すべきだ。  胡氏は最後に、中国の特色ある社会主義の偉大な旗印を高く掲げ、党中央の周りに一層かたく団結し、一億一心、開拓奮進によって、小康社会全面建設の新たな勝利をかちとり、人民のすばらしい生活の新たな一ページを記すために奮闘努力しようと述べた。  胡錦涛氏の報告中、会場から何度も大きな拍手が起こった。  大会には現在全人代常務委副委員長、政協全国委副主席を務めているか以前務めていた党外人士、民主諸党派中央と全国工商連の主席、北京にいる副主席、名誉主席、北京にいる名誉副主席および無党派人士のほか、北京にいる全人代、政協全国委の常務委員中の民主党派、無党派人士と少数民族、宗教関係者何魯麗、丁石孫、成思危、許嘉璐、蒋正華、韓啓徳、ペパラ・ゲレナムジェ、羅豪才、張克輝、周鉄農、黄孟復、張懐西、李蒙、董建華、張梅穎、張榕明、王光英、孫孚凌、万国権、王文元、蒋樹声、林文漪、袁隆平各氏が来賓として列席し、ひな壇の貴賓席に就いた。党内の関係責任者も大会に列席した。  (北京10月15日発新華社)


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