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白書「中国の高齢者事業の発展」発表
2006/12/13

 

 国務院弁公室は12日、白書「中国の高齢者事業の発展」を発表し、国家制度(公的仕組み)、養老保障システム、老人医療保健など複数の面から、高齢者事業の発展について紹介、説明した。

 白書は同時に、一層有効な戦略措置を積極的に講じ、高齢者事業と経済・社会の調和のとれた発展に努め、高齢者が経済・社会発展の成果を共有できるようにすると指摘している。

 白書は全文1万1000華字近くで、前文と高齢者事業の国家制度、養老保障システム、老人医療保健、高齢者のための社会サービス、老人向け文化教育、高齢者の社会参画、高齢者の合法的な権利・利益保障の七つの部分からなり、次のように述べている。

 20世紀末、中国の総人口に占める60歳以上の老年人口の比率は10%を超えた。国際的な基準に従えば、中国の人口年齢構造は高齢化段階に入り始めている。新世紀に入って、中国の高齢化は加速している。2005年末、60歳以上の老年人口は1億4400万人に近く、総人口に占める比率は11%に達した。

 中国はその国情に合った高齢者事業のモデルを積極的に探ってきた。特に近年、人口高齢化の挑戦(試練)に積極的に対応し、高齢者事業の発展を経済・社会の統一的発展と社会主義調和社会構築の重要な内容とし、経済、法律、行政手段を総合的に活用して、高齢者事業をたえず発展させた。

 「老いても扶養、医療があり、老いても教えるもの、学ぶものがあり、老いてもやること、楽しみがある」ようにするのが、中国の高齢者事業の目標である。中華人民共和国成立以来、政府は老人社会保障、老人福祉・サービスなど複数の内容を含む法律・法規と政策を公布した。この20年来、全人代と同常務委、国務院と関係省庁が公布した高齢者の法律、法規、規則と関係政策は200余点に達し、高齢者法律・法規・政策体系の一応の枠組みが出来上がっている。国務院の関係省庁と地方の各級人民政府は、それぞれの省庁の高齢者対策行動計画とそれぞれの地方の高齢者事業の発展計画を定めている。

 中国は政府、社会、家族および個人を結合した養老保障体制を徐々に確立、整備し、高齢者の基本的生活を保障するよう努力している。2005年末現在、全国の基本年金保険の加入者数は1億7500万人に達し、うち4367万人の引退・定年退職者が年金を受給している。

 中国政府は都市・農村高齢者の医療保障強化を重視している。05年末、全国で基本医療保険に加入している定年退職者は3761万人に達した。中国は都市・農村の高齢者の医療保障強化のために力を尽くし、老人医療・保健サービスを拡大し、老人の大衆的なスポーツ・健康活動を推進している。

 中国は老人のためのコミュニティーサービスを大いに発展させ、高齢者の在宅ケアの支援環境をたえず改善している。老年マンション、養老院、老年看護院を拡大し、さまざまな経済状態と生活能力の高齢者、特に高齢の傷病者群に施設ケアサービスを提供している。農村で敬老院整備を強化し、「5保」(食・衣・住・医療・埋葬費の5つが保障されること)

老人に集中的ケアの場所や生活サービスを提供している。

 中国は老人向け文化・教育事業を重視し、高齢者の精神的・文化的要求をたえず満たし、高齢者の知識、経験と技能を大切にし、特技や役割を発揮させ、高齢者が社会に溶け込み、引き続き社会の発展に参画することを奨励し、支持している。政府は高齢者の合法的権利・利益を尊重、保護し、法律や道徳などの手段を十分に活用して、高齢者の権益保障活動を強化し、その合法的諸権利と利益の実現をはかっている。

 現在、中国の高齢者人口は年平均約3%という速さで増えており、日増しに厳しくなる人口高齢化の挑戦を前に、政府は一層効果的な戦略的措置を積極的に講じて、高齢者事業と経済・社会の調和のとれた発展をはかり、高齢者に経済・社会発展の成果を共有させるよう努力する。

 (北京12月12日発新華社)

 



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