| 西安郊外の大型陵墓 始皇帝の祖母のものと推定 |
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| 2006/07/31 |
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西安市郊外で見つかった大型陵墓に埋葬されているのは秦の始皇帝の祖母、夏太后であると、考古学者が1年余りの発掘調査の末、推定している。 西安財経学院の新キャンパスの建設地で見つかったもので、専門家によると、この陵墓は中国でこれまでに発掘されたものの中で2番目に大きいものであり、墓内に4本の通路があるものとしては最大。中国古代の陵墓制度の変遷、特に始皇帝陵の建設と制度を研究するうえで、非常に重要な学術的価値がある。 これまでの発掘調査によると、広さが約17万平方メートルで、南北550メートル、東西310メートルある。外側に水路が掘られ、内側に土をつき固めた壁が築かれ、東西南北4面にそれぞれに門があり、門には飾りの望楼がついている。陵墓は壁で南北2つの区域に分けられ、南側は主に建物の跡が残っている。北側は南北の長さが410メートルあり、4本の傾斜した通路がある大規模な墓と10余りの殉葬坑がある。 埋葬されている人物について、専門家は昨年、歴史的文献と秦の陵墓の規則などに基づいて、始皇帝の祖母の夏太后である可能性があるとしていた。発掘調査が進み、2カ所の殉葬坑を試掘した際、皇帝クラスの者が使用する6頭立て馬車「天使駕六」が出土した。こうした高いレベルの葬礼は在位中の皇帝が認めなければならない。また多くの玉器や金・銀器、文字が刻まれた陶器などが相次いで出土し、特に陶器に「私官」(后のために働く者)の2文字があり、始皇帝の祖母、夏太后である可能性が一層高くなった。 夏太后は始皇帝が20歳(即位から7年)の時まで生き、秦の後期の政治、特に始皇帝に大きな影響を与えた。その死後3、4年で始皇帝は政治を執り行うようになった。始皇帝の祖母の陵墓が見つかったことで、秦の埋葬文化の変遷を一層知ることができる。特に重要なことはこの大規模な陵墓が始皇帝の命令で建設された可能性が高く、その後の始皇帝陵の建設でも参考にされたと考えられることである。 (西安7月30日発新華社) |