| 敦煌月牙泉の水位、30年ぶりに5センチ上昇 |
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| 2006/08/06 |
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30余年間低下を続けていた中国敦煌の月牙泉の水位が、今年初めて上昇した。敦煌市月牙泉風景管理処が明らかにした。 同管理処の馬生凱主任によると、管理処水文監視要員の観測で、月牙泉の水位が昨年同期より5センチ上昇していることが分かった。 月牙泉の水面はキラキラ光り、湖面の周辺に水草が繁茂し、水中を泳ぐ魚がかすかにみえる。水面の上昇で、月牙泉はますます美しくなっているという。 月牙泉は形が新月によく似ていることからその名があり、国の重点景勝地に指定されている。砂漠の中にありながら、流砂に埋もれることなく、鳴沙山と並んで、砂漠の中の一大奇観となり、内外によく知られ、「大漠の真珠」と呼ばれている。 しかしこの数十年間、敦煌のオアシスの生態系の悪化に伴い、地下水位が下がり、月牙泉の水位もこれとともに低下し、水域の面積がたえず縮小していた。敦煌市水務局の張学俊副局長によると、1970年代からこれまでの30余年間で、敦煌の地下水位は計10・77メートル下がり、平均して毎年0・41メートル下がった。 「大漠の真珠」月牙泉のかつての姿を取り戻すため、国の関係省庁と甘粛省は2002年から、計3700万元(1元=約14円)の資金を投じ、地表水増と地下水位引き上げを合わせた方法をとって、「総合人工涵養浸水」整備工事を実施し、月牙泉に「輸血」をし、水位の低下をある程度緩和した。 張学俊氏は次のように話している。今年月牙泉の水位が初めて5センチ上昇したのは、敦煌地区党河流域の降雨量が増え、地表の径流が浸透して地下水位を押し上げたためだ。他方、「総合人工涵養浸水」工事が役立ったためでもある。 (蘭州8月5日発新華社) |