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双子のパンダがそれぞれ双子を出産 親は「在日」経験のメイメイ
2006/08/09

 

 中国四川省成都のジャイアントパンダ繁殖飼育研究基地でこの2日間に慶事が続き、パンダの双子姉妹が相次いでそれぞれ双子のオスを出産した。現在、母子6頭とも健康状態は安定している。

 同研究基地の張志和主任の説明によると、双子の妹の「奇縁」(チーユアン)が6日、姉の「奇珍」(チージェン)が7日に出産した。

 「奇縁」が産んだ双子は体重169グラムと119グラム、「奇珍」が産んだのは145グラムと51グラム。

 6日午後に世界で今年最初の双子のパンダが成都で生まれた。大手柄をあげた「奇縁」は今年7歳。6日朝、基地の職員が妊娠150日で、26日連続して減食している「奇縁」がいつもより明らかにイライラしているのを見て、尿のホルモンを検査したところ、出産が間近なことがわかった。午後5時40分、最初の子どもが無事生まれた。「奇縁」は経験があり、落ち着いて子どもを口でくわえて、そっと懐に入れて抱き、舌でなめ、経験豊かな母親ぶりを見せた。

 17分後、目立った兆候もなく、羊水とともにもう1匹生まれた。突然のことで、現場で撮影していたカメラマンはこの貴重な場面を撮りそこなった。「奇縁」は2匹の子どもを一緒に抱こうとしたが、1匹を抱くと、もう1匹を落とすため、最後はあきらめて、1匹だけを抱いていた。

 張主任によると、パンダは一般に子どもを1匹だけ産むもので、安全のために職員が双子の2匹のうちの1匹を母親から離して保育箱に入れた。4時間ごとに1匹を母親に戻し、もう1匹を保育箱に入れている。見学者はモニター設備を通じて「奇縁」と「奇珍」が子どもと一緒にいる様子をリアルタイムで見ることができる。

 「奇珍」と「奇縁」は1999年9月4日に生まれた。母親は「在日」経験のある有名な「梅梅」(メイメイ)で、「奇珍」は最初に生まれた子どもだった。当時、「梅梅」は母親になった経験がなかったとみられ、全身に長い毛のない「奇珍」に驚き、あわてて、「奇珍」の胸の柔らかい皮膚を引き裂いた。幸い、経験が豊富で、大胆かつ細心の飼育員が「梅梅」が襲ってくる危険を冒して、傷ついた「奇珍」を救い出した。直ぐに手術を行った。傷は深く、傷口を7針縫った。この「7針」の手術を記念して、中国語の発音が同じの「奇珍」、双子の妹は「奇縁」と名づけられた。

 同基地はパンダの専門研究機関で、世界で唯一のパンダの移動飼育研究拠点でもある。現在、大人のパンダが48頭飼育されている。

 パンダは世界で最も貴重な絶滅危惧動物の一つで、「生きた化石」といわれている。現在、世界中の野生パンダは1590頭前後で、主に中国の四川省と陝西省に生息している。昨年末現在、世界中で飼育されているパンダは180頭余り。

 (成都06年08月08日発新華社)

 



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