中国の内陸部中腹に位置する陝西(せんせい)省。古代シルクロードの起点でもあった陝西省は南北900キロメートル、東西360キロメートル、延べ20万5600平方キロメートルという広大な土地を抱え、中華民族の発祥地ともいうべきこの地域に漢民族をはじめ、3618万人が暮らしている。
高原や平原などが広がり、北から南へ黄土高原、関中平原、秦巴山区と3つの特色を持つ自然区を形成している。中国西北部へ通じる門戸でもあり、東西南北を結ぶ地理的条件に恵まれる。南北の気候の差は大きく、北から南へ温帯半旱魃気候、暖温帯半湿潤気候、北亜熱帯気候の3つの気候帯をなしている。年間平均気温は摂氏13.6度、年間平均降雨量は648ミリ、無霜期間は218日。
輝かしい歴史と文化で知られる陝西省は経済的にはまだ発展途上にある。2000年度のGDPは1410億元、一人当たりのGDPは3915元、対外貿易総額は20.5億ドルになった。四年連続で中国全国の平均経済成長率を上回った陝西省はいま西部大開発の先頭に立って取り組んでいる。