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風に乗り波を蹴立て,共に栄光を築こうーー中国人民解放軍創設93周年記念
2020/07/27

風に乗り波を蹴立て、共に栄光を築こう

——中国人民解放軍創設93周年記念

中国大使館陸軍武官張秀良上級大佐

 1927年8月1日、中国人民解放軍が晴れて誕生した。93年来、国際情勢は揺れ動き、戦乱がたえず、歴史はわれわれに、平和は得難いもので、これを大切にし、守る必要があることを教えた。93年来、中国人民解放軍は誠心誠意人民に奉仕することを堅持し、練磨前進し、たゆまず奮闘し、中国人民のために民族の独立を勝ちとり、世界の平和・繁栄を守るために重要な貢献をした。

歴史は証明している。

 中国の軍隊は人民の守護者だ。93年来、人民解放軍はつねに初心を忘れず、中国人民のために解放と幸福を求め、中華民族のために独立と復興を図り、いばらの道を歩み、大きな犠牲を払い、不滅の功績を立てた。いま、中国の軍隊は習近平の新時代の強軍思想を全面的に貫き、国防と軍の改革を絶えず深化させ、中国の国際的地位にふさわしく、国の安全保障と発展の利益に即応した強固な国防と強大な軍隊を建設しつつある。今年新型コロナウイルス肺炎の発生以降、中国の軍隊は人民を中心とする思想をしっかり打ち立て、号令一下、勇敢に重任を担い、全国の感染予防・抑制の重大な戦略的成果を収めるために際立った貢献をした。1月24日から4月16日までの80余日間、軍の湖北支援医療チームは医療救護任務を滞りなく終え、感染者合計7198人を収容・治療し、80歳以上の高齢患者346人の治癒にも成功した。今年の洪水・冠水災害を前にして、中国の軍隊は再び党と人民の呼びかけに応え、水害救援の第一線で奮闘した。そして血がつながり、生死を共にする軍民の魚と水のような深い情をかためた。

 中国の軍隊は世界平和の守り手だ。長年来、中国の軍隊は対外的な軍事往来を広げ深めると同時に、国際的義務を積極的に履行し、全力を尽くして、国際社会に安全保障の公共財を提供し、世界の平和・発展を守るために極めて大きな貢献をしてきた。国際平和維持分野で、中国は国連安保理5常任理事国中、平和維持要員の派遣数が最も多い。1992年からこれまで約4万人を派遣し、20余件の国連平和維持活動に参加し、国際社会から、「平和維持行動の基幹要因、基幹陣容」とたたえられた。遠洋航行護衛分野で、2008年からこれまで、中国は35次の護衛艦隊、延べ100余隻の艦艇を派遣してアデン湾、ソマリア沖の航行護衛行動に参加し、6799隻の内外の船舶を無事護衛しており、うち3543隻は他国の船舶だった。中国の軍隊はさらに、国際人道支援行動に積極的に参加し、これまでに数十回の国際緊急人道物資援助任務を遂行した。事実は、中国の軍隊が常に世界の平和と安定の揺るぎない守り手であることを証明している。新型コロナウイルス肺炎に立ち向かう国際協力分野では、感染の発生以来、中国の軍隊は多くの国の防衛当局および軍隊との感染対策協力を積極的に展開し、ラオス、カンボジアなど4カ国に軍の感染対策専門家チームを派遣し、タイ、ラオス、カンボジア、パキスタン、サウジアラビアなど50余りの国の軍隊に防疫物資の援助を提供し、シンガポール、南ア、ロシアなど16カ国の軍隊とビデオ会議を開いて、感染予防・抑制の経験を交流するなど、国際社会の感染との闘いのために「中国の知恵」と「中国の力」を貢献した。各種のリスク・挑戦を前にして、中国の軍隊は引き続き各国の防衛当局および軍隊との協力を強化して、同舟相救い、共に難局を乗り越えていく所存である。

 中国の軍隊は「新安全保障観」の実践者だ。今日の世界はまさに100年に1度の大変局の中にあり、一国主義、保護主義が再び頭をもたげ、強権政治、覇権主義の亡霊が去らず、地域紛争、局地戦がたえず、テロ、国際犯罪、伝染性疾患、気候変動、難民危機などの非伝統的安全保障の脅威が日増しに増大し、世界の平和と安全は厳しい挑戦を受けている。国際情勢がどう変わろうとも、中国はつねに平和的発展の道を堅持し、冷戦思考の打破、ブロック対決の回避を主張し、共同安全保障、総合安全保障、協力による、持続可能な安全保障という新しい安全保障観にのっとり、揺るぎなく防御的国防政策と積極的防御の軍事戦略をとり、国際軍事交流・協力の推進に力を尽くし、各種の地球規模の挑戦に対応するため重要な貢献をしている。対話は対決より優れ、協力は摩擦より勝り、ゼロサムゲーム・冷戦思考は緊張と対立を激化させるだけで、地域と世界の平和と安定にとってマイナスだ。中国と中国の軍隊は各国と共に、妨害を排し、コンセンサスを結集し、協力に焦点を当て、世界の恒久的平和、共同の繁栄の実現をはかっていく所存である。

 中日両国は地理的に近く、文化が融合し、利害が絡み合っており、「引っ越しようのない隣人」である。中日関係を発展させれば、両国人民に幸せをもたらすだけでなく、地域ひいては世界の繁栄・安定にも重要な意義がある。近年、中日関係の改善・発展のよい基調が続き、両国の防衛交流も重要な成果を収めている。昨年以降、中国海軍と海上自衛隊の艦艇相互訪問が実現し、2000年に始まった佐官級交流プロジェクトが再スタートを切り、日本の防衛大臣が10年ぶりに訪中し、両国の防衛当局が海空連絡メカニズム・ホットライン設置について意思疎通・協議を続けている。

 防衛交流の再開・発展は中日関係の安定した発展の新たな原動力となっている。将来に向かって、われわれは日本側と共に努力し、両国指導者の重要なコンセンサスを着実に実行に移して、両国と両国の防衛関係を絶えず推進させたいと考えている。双方は大局を見据え、大勢をつかみ、共に時代の重任を担うべきだ。第一に協力の成果を大切にする。歴史の教訓を銘記し、苦労して得られた中日関係の改善・発展基調を大切にし、悪意をもってマイナス面をあおり立て、人為的対立をうみ出すのをなくし、両国と両国防衛関係の大局を守るよう努力する。第二に戦略的相互信頼を促進する。矛盾や意見の相違を適切に処理し、相手の核心的利益と重大な関心事を相互に尊重し、「互いに協力のパートナーであり、互いに脅威とならない、互いの平和的な発展を支持する」という政治的共通認識をしっかり実行に移し、両国と両国の防衛関係がつねに正しく、健全な軌道に沿って前進するようにする。第三に共に平和の使命を担う。二国間の建設的な安全保障関係を積極的に築き、開放、協力、ウィンウィンの考え方で、手を携えて地球規模の安全保障の挑戦に対応し、平和で、安定し、繁栄した世界の建設のために寄与する。

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